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2012-03-27

linux の標準的なファイルシステム構造

linuxを使う上で一度
/bin,/sbin,/usrなどのファイルシステムにおいての
ディレクトリ構造についてまとめておく

/:ルートディレクトリ。木構造の最も上に位置する。
/bin:基本コマンドディレクトリ。awk,ls,cpといった基本的なコマンドのバイナリファイルが入っている。
/sbin:システムコマンドディレクトリ。システム管理者が扱うような基本的なコマンドが入っている。
/etc:管理用ディレクトリ。管理者が設定をする、システムの様々な設定ファイルが含まれる。
/lib:基本ライブラリディレクトリ。基本のライブラリファイル、コマンドとして直接には呼び出さないプログラムが含まれる。
/dev:デバイスファイル。デバイスを読み込むためのファイルが含まれる。
/opt:オプションパッケージ。追加プログラムを格納する場所だが/usr/optと役割が被っている。
/tmp:作業用ディレクトリ。一時的な作業は/tmpで行われ、ここはアクセスが高速。だけれどもリブートすると消えてしまうので困る場合は/var/tmpで。
/var:更新されるファイル用のディレクトリ。更新されるファイルを/varに集めることで/usr以下などを書き換える必要がなくなる。作業用ファイルの/var/tmp,ログファイルの/var/logなどがある。
/usr:システムの核以外のファイルやディレクトリを/usrに入れていく。

/usr以下に/usr/bin,/usr/sbin,/usr/local/binと続いていく。



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